日蓮大聖人の葬送の記録。日蓮大聖人の事跡を門下が最初に記した書。冒頭の略歴、六人の高弟の認定、葬列の参加者名、不可欠の一級史料である。
わずか一紙に過ぎない略年譜であるが、初期のものとして貴重な証言もある。
長らく四世日道の著とされていたが、最近の研究によって日時の著であるとされるようになった。時代はずれるが、なお初期伝記史料として重要さはそこなわれない。ただし下書きに過ぎず、本人による内容の検証もなされていない。
まとまった伝記としては、もっとも古いもの。しかし、史料の出典を明示しない点や宗派的立場からの創作もみられる。
テキストの底本には日蓮宗全書「日蓮上人伝記集」明治43年6月17日刊を用いた。だだし、誤植が多いので、日蓮教学研究所紀要2「校注『元祖化導記』」昭和50年3月1日刊を参考にした。
順次、紹介していきます。
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